うちの家のインターネットはWiMAXを使ってるんですけど、
WiMAXって屋内だと窓際じゃないと電波を拾ってくれないんですよね。
WiMAXの電波が入りやすいように窓際にルーター設置すると、
奥の部屋で無線LAN(WiFi)の電波が届かない...
無線LANルーターの中継器を買うとかって手もあることはありますが、
以前ADSLを使用していたときの古い無線LANルーターがあったので、
RaspberryPiと無線LANルーターで中継器を作ってみました。
構成としては、こんな感じ
使用した無線LANルーターは
LogitechのLAN-WH300N/DGRです。
あまり良いものじゃないですがとりあえず動くので...
今回はAPモードで使用してます。
LogitechのLAN-WH300N/DGRです。
あまり良いものじゃないですがとりあえず動くので...
今回はAPモードで使用してます。
※注意
今回作成するのは、RaspberryPi初心者の私が
とりあえず使えりゃいいやって感じで作った簡易的なものです。
何かトラブルがあっても責任負いませんのでご了承ください。
何かトラブルがあっても責任負いませんのでご了承ください。
ガチな無線LANルーターをCUI環境で作っている方がいらっしゃいますが、
今後RaspberryPiで何かすると思うので、
その時GUI環境があったほうが便利かなと言うことでそのままにしてます。
用意したもの
・RaspberryPi 3 Model B(Raspbianをインストールしておく)
・モニタorテレビ (HDMI入力端子付きのもの)
・キーボード (USB接続のもの)
・マウス (USB接続のもの)
・HDMIケーブル
・無線LANルーター(LAN-WH300N/DGR)
あとインターネット接続可能な無線LAN環境と、ほんのちょっとのやる気
手順
まずネットワークマネージャーをインストールします。
1.ネットワークマネージャーのインストール
sudo apt-get install -y network-managersudo apt-get install -y network-manager-gnome
2.デフォルトで入ってるdhcpcd5のアンインストール
sudo apt-get remove -y dhcpcd53.設定ファイルの変更
/etc/network/interfacesの中身をすべてコメントアウト(各行の始めに#をつける)
4.設定を反映させるため再起動します
するとこのように
通知バーにアンテナマークが出るはずです。
左クリックで接続するSSIDを選び、パスワード打ち込んで接続します。
デフォルトの接続アイコンは使わないので消しました。
5.Ethernet接続の追加
通知バーのアンテナマークを右クリックすると、
「接続を編集する」ってのがあるのでクリックし、
Ethernet接続を追加します。
6.Ethernet接続の設定
追加したら、接続の編集を行います。
IPv4のタブで
方式のところを「他のコンピューターへ共有」
にすれば設定完了です。
あとは一度シャットダウンしたRaspberryPiを
WiMAXルーターの無線LANにつながる位置に置いて、
無線LANルーターのWAN側ポートをRaspberryPiに繋ぎ
電源を入れれば中継器の完成です。
お好みで自動更新の設定とか、リモート接続設定とかしておけば完璧ですね。
今回は無線→有線の設定をしましたが、
無線LAN子機をUSB接続して無線→無線の接続とか
今回とは反対のアクセスポイントとして有線→無線とかもできるはずです。
追記
夏場クーラーなしの部屋に常時電源オンにしておいておくと、熱で動作が不安定になり、接続が途切れることがあります。
そんなときは、ヒートシンクとファンをてけてやってください。
うちの冷却方法はこんな感じです。
Linux初心者の私でもできました!ありがとうございます。
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